アイスカップヌードルの作り方と評判は?2026年の冷し版との違いを徹底比較
アイスカップヌードルは、日清食品が2012年から提案してきた、カップヌードルライトに氷を加えて冷たく食べる公式アレンジです。通常のカップ麺とは異なり、少量の熱湯で麺を戻してから氷を加えるのが特徴。2013年には、牛乳を凍らせた「ミルク氷」を使う「ICEミルクカップヌードル」も提案されました。
そして2026年7月20日、日清食品から冷水だけで作れる新商品「冷しカップヌードル ピリ辛キムチ味」「冷しカップヌードル 鶏塩レモン味」が登場しました。従来のアイスカップヌードルとは、麺の設計も調理方法も異なります。昔の公式レシピを再現したい人も、最新の冷たいカップヌードルを試したい人も、まずは両者の違いを押さえておきましょう。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 作り方:旧公式レシピは熱湯約180mlと氷約180gが基本。麺を戻してから冷やすのがポイントです。
- ミルク氷:シーフードヌードルライトやカップヌードルカレーライトに使うと、クリーミーな味わいを楽しめます。
- 2026年の新商品:冷しカップヌードルは冷蔵庫で冷やした水を注いで5分待つだけ。氷も熱湯も必要ありません。
【アイスカップヌードルとは】日清食品公認の冷たい食べ方
アイスカップヌードルは、一般の消費者が考案した非公式な裏技ではありません。日清食品は2012年5月10日のニュースリリースで「夏はiCEで!カップヌードルライト」という新しい食べ方を発表し、氷を使って冷たく食べる方法を紹介しました。
2013年にも「夏はICEカップヌードル」キャンペーンを展開。カップヌードルライトシリーズ全4品を対象に、パッケージで調理方法を案内するなど、夏向けの食べ方として提案しました。日清食品の公式発表で確認できる、メーカー公認のアレンジです。
最大の特徴は、麺を熱湯で戻した後に氷を加え、スープごと冷やすこと。冷やし中華のように別鍋で麺をゆでて水で締める必要がなく、カップの中だけで調理できます。
ただし、旧公式レシピの対象は「カップヌードルライト」シリーズです。2026年10月現在、日清食品の現行商品一覧では、当時のライトシリーズと同じ商品構成を確認できません。昔のレシピを再現する場合は、指定されていた商品と現在購入できる商品の違いに注意が必要です。

【公式レシピ】アイスカップヌードルの作り方と氷の量
日清食品の2012年・2013年の公式発表をもとにすると、基本のアイスカップヌードルは、熱湯約180mlと氷約180gで作ります。通常のカップヌードルのように内側の線まで熱湯を注ぐのではなく、麺と具材がぎりぎり浸かる程度に抑えるのが重要です。
用意するもの
- カップヌードルライトシリーズの対象商品:1食
- 熱湯:約180ml
- 氷:約180g
基本の作り方
- フタを開け、麺と具材がぎりぎり浸かる程度まで熱湯を注ぎます。目安は約180mlで、当時の公式案内ではカップ内側の線より約3cm下です。
- 注湯から30秒後に一度かき混ぜ、麺をほぐします。
- フタをして、さらに2分30秒待ちます。待ち時間は合計3分です。
- 氷約180gを加え、麺の下まで沈むようにしっかりかき混ぜます。
- スープが十分に冷えたら完成です。好みの冷たさや味の濃さに合わせて氷を調整します。
ここで重要なのが、氷の量を単に「適量」と考えないことです。日清食品の2013年の公式レシピでは約180gが目安として示されていました。家庭用の製氷皿は氷の大きさが異なるため、個数よりも重量を基準にすると再現しやすくなります。
氷を入れる前に麺が硬く感じられても、途中で熱湯を追加するのは避けましょう。少量の湯で戻した後、氷を加えて仕上げるのがこの調理法の基本です。冷たさを優先して氷を増やしすぎると味が薄まりやすいため、最初は公式の目安量から試すのがおすすめです。
【ICEミルクカップヌードル】ミルク氷の作り方と味の仕組み
2013年の日清食品の公式発表では、基本のアイスカップヌードルに加え、牛乳を凍らせた「ミルク氷」を使うアレンジも紹介されました。対象として提案されたのは、カップヌードルシーフードヌードルライトとカップヌードルカレーライトです。
ICEミルクカップヌードルの作り方
- 家庭用の製氷皿に牛乳を入れ、凍らせてミルク氷を作ります。
- 対象のライトシリーズに、麺と具材がぎりぎり浸かる程度の熱湯約180mlを注ぎます。
- 30秒後に一度かき混ぜ、さらに2分30秒待ちます。
- 通常の氷の代わりに、ミルク氷約180gを加えます。
- 全体をよく混ぜ、冷たくクリーミーな状態になったら完成です。
ミルク氷の狙いは、冷たさだけでなく、牛乳由来のまろやかさを加えることです。シーフードのうまみと乳製品のコクを組み合わせたい人や、カレーのスパイス感をクリーミーに楽しみたい人に向いています。
一方で、牛乳を加えるため、通常の氷を使う場合とは味も栄養成分も変わります。乳成分にアレルギーがある人は避けてください。また、ミルク氷は家庭で作るアレンジ用の材料であり、2026年の冷しカップヌードル専用の調理方法ではありません。

【アイスカップヌードルの仕組み】なぜライトシリーズが向いていたのか
冷たいスープにすると、温かい状態では気にならなかった油脂の固まりや、味わいの変化が目立つことがあります。アイスカップヌードルがカップヌードルライトを中心に提案されたのは、この点に理由があります。
日清食品は2012年と2013年の公式発表で、ライトシリーズに「ミスト・エアードライ製法」と「オリジナル3層麺製法」を採用していると説明しています。また、融点の低い油を使用することで、スープが冷えても脂が固まりにくく、澄んだスープを楽しめるとしています。
つまり、アイスカップヌードルは、単純に通常のカップヌードルへ氷を入れるだけの方法とは異なります。冷たい状態での食べやすさを考慮した商品設計と、熱湯を少なめにしてから氷で冷やす手順が組み合わさっているのです。
冷やすことによる味の変化もポイントです。温かい麺料理では立ち上がりやすい香りが、冷たい状態では感じにくくなることがあります。一方、麺が冷えることで食感が引き締まり、温かいときとは違う歯応えを楽しめます。スープの温度だけでなく、香り、油脂の状態、麺の食感が一緒に変わるのが、アイスカップヌードルの仕組みです。
なお、旧公式レシピの「約180gの氷」は、ライトシリーズを使うことを前提にした目安です。通常版に同じ手順を適用しても、油脂の状態や味の濃さが同じになるとは限りません。通常版との違いを楽しみたい場合でも、まずは対象商品と調理方法を区別して考える必要があります。
【2026年最新比較】冷しカップヌードルとアイスカップヌードルは何が違う?
2026年7月20日に日清食品が発売した「冷しカップヌードル」は、従来のアイスカップヌードルをそのまま商品化したものではありません。冷水で麺を戻せる専用設計を採用し、熱湯も氷も使わずに調理できる商品です。
日清食品の2026年7月13日付ニュースリリースによると、開発には丸5年をかけ、特許取得済みの「コールドリハイド製法」を採用しました。カップヌードルブランドで初めて、冷蔵庫で冷やした水を注いで5分待つだけで食べられる冷水専用商品として発表されています。
| 比較項目 | 旧アイスカップヌードル | ICEミルクカップヌードル | 2026年の冷しカップヌードル |
|---|---|---|---|
| 基本の材料 | ライトシリーズ、熱湯、氷 | シーフードヌードルライトまたはカレーライト、熱湯、ミルク氷 | 専用商品、冷蔵庫で冷やした水 |
| 調理時間 | 合計3分待ってから氷を加える | 合計3分待ってからミルク氷を加える | 冷水を注いで5分 |
| 氷の目安 | 約180g | ミルク氷約180g | 氷は不要 |
| 麺の設計 | ライトシリーズの麺 | ライトシリーズの麺 | 冷水で戻せる専用麺 |
| 味わいの特徴 | 氷で冷やした、さっぱりした味わい | 牛乳のコクが加わったクリーミーな味わい | 専用スープと麺による冷たいラーメン |
| 向いている人 | 旧公式アレンジを再現したい人 | 冷たい麺とミルクのまろやかさを楽しみたい人 | 手軽さと冷たい麺の食感を重視する人 |
2026年の新商品は2種類です。日清食品が公表した希望小売価格はいずれも1食285円(税別)。内容量は「ピリ辛キムチ味」が60g(麺45g)、「鶏塩レモン味」が59g(麺45g)です。
「冷しカップヌードル ピリ辛キムチ味」は、鶏のうまみをベースにキムチの酸味と辛味を加えた、後を引く味わい。具材には豚ミンチ加工品、キムチ、卵、ネギ、ごまが使われています。
「冷しカップヌードル 鶏塩レモン味」は、鶏と鰹、煮干しのうまみをベースにレモンの香りを加えた、すっきりした味わいです。具材は蒸し鶏、卵、ネギ、赤ピーマン。辛味よりもさっぱり感を重視したい人に向いています。
両商品の必要な水の目安量は330mlです。旧レシピの「熱湯180ml+氷180g」とは調理の考え方が異なるため、2026年の専用商品ではパッケージに記載された作り方を優先してください。

【味・評判と選び方】冷たいカップヌードルはおいしい?
アイスカップヌードルの味を判断する際は、温かい通常版をそのまま冷やしたものと考えないことが大切です。温度が変わることで、香りやスープの感じ方、麺の食感が変化するためです。
2013年7月19日付のロケットニュース24の試食記事では、アイスカップヌードルについて、冷えることで麺の歯応えが増す一方、スープのコクが弱まり、あっさりした印象になると報告されました。特にシーフード味では、通常の食べ方に比べてコクが控えめに感じられ、ミルク氷を使うアレンジにも言及しています。
この試食結果は一媒体による個人の感想であり、すべての人が同じ評価になることを示すものではありません。ただし、冷たいカップ麺を選ぶ際に重視したいポイントはよく表れています。温かいスープの香りや濃厚さを求める人と、冷たい麺の食感やさっぱり感を楽しみたい人では、評価が分かれる可能性があります。
2026年の冷しカップヌードルについては、メーカーが示す味の方向性から選ぶとわかりやすくなります。ピリ辛キムチ味は酸味と辛味、鶏塩レモン味はだしのうまみとレモンの爽やかさが特徴です。旧アイスカップヌードルのように自分で氷の量を調整する必要がないため、初めて冷たいカップヌードルを試す人にも取り入れやすい商品です。
なお、2026年10月時点で、旧アイスカップヌードルと新しい冷しカップヌードルを同一条件で比較した大規模な味覚調査や、消費者全体の評価を示す統計は、ここで参照した資料からは確認できません。味の評判を判断する際は、メーカーの商品説明と個別の試食レビューを区別するのが適切です。
【歴代レシピ】2012年から2026年までの冷たいカップヌードル
日清食品の冷たいカップ麺の提案は、2026年に突然始まったものではありません。過去の公式発表をたどると、氷を使うアレンジから、ミルク氷を使う派生レシピ、さらに専用麺を使った冷水調理へと発展してきたことがわかります。
2012年:ICEカップヌードルライトが登場
日清食品は「夏はiCEで!カップヌードルライト」を発表し、カップヌードルライトとチリトマトヌードルライトを中心に、氷を加えて冷たく食べる方法を提案しました。メーカーが公認する新しい食べ方として紹介されたのが、このアレンジの出発点です。
2013年:氷の量とミルク氷のレシピを案内
2013年の公式発表では、ライトシリーズ全4品を対象にキャンペーンを展開。熱湯約180ml、氷約180gという作り方に加え、シーフードヌードルライトとカップヌードルカレーライトにはミルク氷を使う方法も紹介されました。
2014年:ライトそうめんにも冷たい食べ方を展開
日清食品は2014年6月23日の発表で、7月7日発売の「カップヌードルライトそうめん」を紹介しました。通常の熱湯調理に加え、氷を使うICE調理にも対応。暑い時期に向けて、そうめんという新しい麺の選択肢を加えた展開でした。
2016年:シャリっとICEカップヌードル
日清食品は2016年8月10日、暑さ対策をテーマにした14種類のインスタント麺レシピを発表しました。その中には、カップヌードルライトを使う「シャリっとICEカップヌードル」と、カップヌードルライトプラスを使う「ICEカップヌードル」が含まれています。氷を使うアレンジが、単なる一品の食べ方にとどまらず、夏向けレシピの一つとして扱われていたことがわかります。
2026年:冷水専用の冷しカップヌードルへ
2026年7月20日には、「冷しカップヌードル ピリ辛キムチ味」と「冷しカップヌードル 鶏塩レモン味」が全国発売されました。旧レシピのように熱湯で麺を戻してから氷を加えるのではなく、専用麺を冷水で戻す方式です。5年にわたる開発と「コールドリハイド製法」の採用が、従来のアレンジとの大きな違いです。
こうした歴代レシピを比較すると、冷たいカップ麺を楽しむ方法は大きく2つに分けられます。ひとつは、既存のライトシリーズを氷で冷やして食べるアレンジ。もうひとつは、冷水での調理を前提に設計された専用商品です。作り方の違いを理解すれば、商品ごとの特徴をより生かせます。
【アイスカップヌードル】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:アイスカップヌードルの氷は何グラム入れればよいですか? A1:日清食品の2013年の公式レシピでは、熱湯約180mlに対して氷約180gが目安です。麺と具材がぎりぎり浸かる程度まで熱湯を注ぎ、合計3分待ってから氷を加えて混ぜます。
Q2:通常版のカップヌードルでも同じ作り方ができますか? A2:氷を加えること自体は可能でも、旧公式レシピはカップヌードルライトシリーズを対象にした方法です。日清食品はライトシリーズについて、冷えたスープでも脂が固まりにくい設計を説明しています。通常版では同じ仕上がりになるとは限らないため、冷たく食べる目的なら2026年発売の専用商品も選択肢になります。
Q3:2026年の冷しカップヌードルは氷を入れますか? A3:氷は不要です。冷蔵庫で冷やした水を目安量の330ml注ぎ、5分待って作ります。熱湯を使わない冷水専用商品なので、従来のアイスカップヌードルの手順とは区別してください。
まとめ:【プロの結論】冷たいカップヌードルは目的に合わせて選ぶ
アイスカップヌードルは、日清食品が2012年から提案してきた、氷を使う公式アレンジです。旧レシピの基本は熱湯約180mlと氷約180g。さらに、シーフードヌードルライトやカップヌードルカレーライトにミルク氷を使うことで、クリーミーな味わいに変化させる方法も紹介されてきました。
一方、2026年7月20日に発売された冷しカップヌードルは、冷水で戻せる専用麺を採用した別の商品です。ピリ辛キムチ味は酸味と辛味、鶏塩レモン味はだしのうまみと爽やかさが特徴。氷を用意せず、冷蔵庫で冷やした水と5分の待ち時間で作れる点が魅力です。
選び方の基準は明快です。昔の公式レシピを再現したいならアイスカップヌードル、ミルクのコクを楽しみたいならICEミルクカップヌードル、手軽さと専用麺の食感を重視するなら2026年の冷しカップヌードルが向いています。通常版に氷を加えれば同じ味になると考えず、それぞれの設計と調理方法に合わせて選ぶことが、冷たいカップヌードルをおいしく楽しむためのポイントです。 (出典: アイス カップ ヌードル(Yahoo!ニュース))