2026年版|年賀状じまいしたのに年賀状がきたら?返信例文とマナーを徹底解説
年賀状じまいを伝えたはずなのに、翌年になって年賀状が届いたら、返事を出すべきか、もう一度断るべきか迷うものです。相手が親戚や上司、長年の友人であれば、返信しないことで関係が悪くならないか心配になる人もいるでしょう。
しかし、年賀状じまいをした後に年賀状が届いても、必ずしも改めて年賀状を出す必要はありません。相手との関係性や、今後も年賀状のやり取りを続けたいかどうかによって、何も返さない、メールでお礼を伝える、寒中見舞いを送るといった選択肢があります。大切なのは、相手の気持ちに配慮しながら、自分の意思も曖昧にしないことです。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 返事の必要性:年賀状じまい後に年賀状が届いても、返信は必須ではない。相手との関係性に応じて判断する。
- 返信例文:親戚・上司・友人など、相手に合わせたお礼と年賀状じまいの再案内を紹介する。
- 今後の対応:松の内が明けてからは寒中見舞いを活用し、今後の年賀状を控えたい意思を丁寧に伝える。
【最初に確認】年賀状じまい後の返事は必須ではない
年賀状じまいをした後に年賀状が届いた場合、最初に考えたいのは「返事を出すのがマナーか」ではなく、「相手との関係を今後どうしていきたいか」です。
年賀状じまいは、年賀状による新年の挨拶を今後控える意思を伝えるものです。相手がその後も年賀状を送ってきたからといって、こちらが毎年返信を続けなければならないわけではありません。返信するかどうかについて、一律の義務や決まりがあるわけではなく、関係性や伝え方によって対応を選べます。
返信する・しないを決める3つの考え方
1. 相手が年賀状じまいの連絡を見落とした可能性がある
年末の忙しい時期に届いたお知らせを見落としたり、すでに年賀状を書き終えていたりすることは考えられます。初めて年賀状じまい後に届いたのであれば、相手に悪意があると決めつけず、簡単なお礼を伝える方法もあります。
2. 今後も関係を続けたい相手である
親戚や親しい友人、長年お世話になっている上司など、今後も良好な関係を保ちたい相手には、年賀状以外の方法で感謝を伝えるとよいでしょう。電話やメール、普段使っているメッセージアプリでも構いません。
3. 年賀状のやり取りを明確に終えたい
年賀状じまいをすでに伝えており、今後も年賀状を受け取るたびに返信するのは負担だと感じるなら、無理に返す必要はありません。ただし、今後の関係も大切にしたい場合は、別の連絡手段で一度だけお礼を伝えるという選択肢もあります。
返信しないと失礼になる?
年賀状じまいを済ませているのであれば、返信しないことだけを理由に失礼だと決まるわけではありません。相手が年賀状を送ることと、こちらが返信することは別の判断です。
ただし、相手が年賀状じまいを知らない可能性がある場合や、毎年欠かさず年賀状を送り合ってきた相手の場合は、突然反応をなくすよりも、短いお礼や改めての案内を添えたほうが気持ちを伝えやすくなります。

【すぐ使える】年賀状じまいしたのに年賀状がきたときの返信例文
ここでは、年賀状じまい後に年賀状が届いたとき、そのまま使える返信例文を紹介します。基本は「年賀状へのお礼」「年賀状じまいの再案内」「今後の関係を大切にする言葉」の3つです。相手との距離感に合わせて、必要な部分だけ使ってください。
例文1:丁寧で幅広い相手に使える文面
相手を選ばず使いやすいのは、感謝を伝えたうえで、以前伝えた年賀状じまいの意思を柔らかく再確認する文面です。
【例文】
ご丁寧に年賀状をお送りいただき、ありがとうございます。
温かいお心遣いを大変うれしく思っております。
以前お知らせしましたとおり、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただいております。
勝手を申し上げますが、どうぞお気遣いなさいませんようお願いいたします。
本年も変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
相手を責める表現を避けながら、年賀状を今後も送ってほしくないという意思を伝えられます。「どうして送ってきたのですか」といった問い詰める表現は避けましょう。
例文2:短いメールやメッセージでお礼を伝える
はがきを返すほどではないけれど、何か一言伝えたい場合は、メールやメッセージアプリを使う方法もあります。
【例文】
年賀状をありがとう! 新年のご挨拶をいただけてうれしかったです。
お知らせしていたとおり、年賀状でのご挨拶は控えていますが、これからも変わらずよろしくお願いします。今年も元気に過ごしてくださいね。
この文面は、友人や親しい知人に向いています。普段からメッセージで連絡を取り合っている相手なら、わざわざ紙のはがきを用意しなくても自然に感謝を伝えられます。
例文3:今後の年賀状を明確に断りたい場合
すでに年賀状じまいを伝えているにもかかわらず、今後も年賀状が届く場合は、遠回しな表現だけでなく、今後は送らなくてよいことを明確に伝えると行き違いを防ぎやすくなります。
【例文】
年始のご挨拶をいただき、誠にありがとうございます。
せっかくのお心遣いをいただきながら恐縮ですが、以前お知らせしましたとおり、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
今後はどうぞ年賀状についてお気遣いなさいませんようお願いいたします。
これからも変わらぬお付き合いをいただけましたら幸いです。
「年賀状を送らないでください」と直接伝えるよりも、「お気遣いなさいませんようお願いいたします」と表現することで、相手への配慮を残しながら意図を伝えられます。
例文4:相手が年賀状じまいを知らない可能性がある場合
年賀状じまいを伝えたつもりでも、相手に届いていなかったり、案内を見落とされたりしている可能性があります。その場合は、相手の落ち度を指摘せず、改めてお知らせする形にすると穏やかです。
【例文】
素敵な年賀状をお送りいただき、ありがとうございます。
年始のご挨拶をいただき、うれしく拝見しました。
実は、昨年より年賀状でのご挨拶を控えさせていただいております。お知らせが行き届いていなかったようでしたら、申し訳ありません。
今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
「お知らせが行き届いていなかったようでしたら」とすれば、相手が連絡を見落としたと断定せずに済みます。ただし、相手にすでに何度も伝えている場合は、必要以上に謝らず、例文3のように意思を再確認する文面が適しています。
【相手別】親戚・上司・友人への返信例文
同じ年賀状じまいでも、親戚、上司、友人では適切な言葉遣いが異なります。大切なのは、相手への敬意や親しさを保ちつつ、年賀状を今後も続けるつもりがないことを明確にすることです。
親戚への返信例文
親戚の場合、年賀状は単なる挨拶だけでなく、家族間のつながりを確かめる習慣になっていることがあります。年賀状をやめることと、親戚付き合いをやめることは別だと伝わる文面がおすすめです。
【例文】
ご丁寧な年賀状をありがとうございました。
皆さまお変わりなくお過ごしでしょうか。
以前お伝えしましたとおり、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。
年賀状でのご挨拶はなくなりますが、これからも折々に連絡を取り合えればうれしく思います。
皆さまにとって健やかで幸多い一年となりますよう、お祈り申し上げます。
親戚への文面では、年賀状を送ってくれたことへの感謝に加え、今後も連絡を取り合いたいという意思を添えると、関係を終わらせる意図ではないことが伝わります。
上司への返信例文
上司や仕事でお世話になっている目上の相手には、丁寧な敬語を使い、個人的な事情を詳しく説明しすぎないことがポイントです。職場での関係を維持する意思も明記すると、年賀状じまいの趣旨が伝わりやすくなります。
【例文】
ご丁寧な年始のご挨拶を賜り、誠にありがとうございます。
旧年中は大変お世話になり、心より御礼申し上げます。
誠に勝手ながら、以前ご案内いたしましたとおり、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただいております。
今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
すでに年賀状じまいを伝えている上司であれば、この程度の再案内で十分です。職場で年賀状のやり取りが慣例になっている場合は、個人の判断だけでなく、社内の慣習や上司との関係も踏まえて対応するとよいでしょう。
友人への返信例文
友人には、堅苦しい敬語を使いすぎず、感謝と今後も付き合っていきたい気持ちを素直に伝えましょう。
【例文】
年賀状ありがとう! 久しぶりに近況を知ることができてうれしかったよ。
前にお知らせしたとおり、年賀状での挨拶は控えることにしたけれど、これからも変わらず仲良くしてね。
また時間が合うときに会えるのを楽しみにしています。今年もよろしくね!
「年賀状はやめるけれど、友人関係は続けたい」という気持ちを明確にすることで、相手が距離を置かれたと誤解するのを防ぎやすくなります。
疎遠な知人・元同僚への返信例文
頻繁に連絡を取り合っていない相手には、簡潔な文面で十分です。無理に今後の交流を約束する必要もありません。
【例文】
年賀状をお送りいただき、ありがとうございました。
お気遣いに感謝申し上げます。
以前お知らせしましたとおり、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
相手との距離感に合わせて文面を短くしても、失礼にはなりません。大切なのは、必要以上に言い訳をせず、感謝と意思を簡潔に伝えることです。

【返す・返さない】年賀状が届く理由と判断基準を比較
年賀状じまいをした後も年賀状が届くのには、いくつかの理由が考えられます。相手が年賀状じまいを軽視しているとは限らず、連絡の行き違いや、これまでの習慣が影響している場合もあります。
年賀状じまい後に年賀状が届く主な理由
案内を見落としていた:年末は多くの挨拶状や連絡が行き交うため、年賀状じまいの案内が相手の記憶に残っていない可能性があります。
すでに年賀状を準備していた:年賀状じまいの連絡が届く前に印刷や宛名書きを済ませていた場合、例年どおり送ってくることがあります。
長年の習慣を続けている:毎年年賀状を送ることを大切にしている人は、相手から年賀状が届かなくなっても、自分からは挨拶を続けたいと考える場合があります。
年賀状以外の交流まで終わると思っていない:年賀状じまいの意味を理解していても、年始の挨拶だけは続けたいという気持ちから、年賀状を送ることも考えられます。
日本郵便が2025年8月に公表した2026年用年賀はがきの当初発行枚数は7億4,841万枚で、2025年用の約10億7,000万枚と比べて約30%減少しました。年賀状を取り巻く環境が変わっていることは、こうした発行枚数にも表れています。ただし、この数字だけで個々の相手が年賀状を送る理由や、年賀状じまいの受け止め方まで判断することはできません。
状況別の対応比較
| 状況 | おすすめの対応 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 初めて年賀状が届いた | 短いお礼、または必要に応じて再案内 | 相手が案内を見落とした可能性も考慮する |
| 親しい友人から届いた | メールやメッセージでお礼 | 年賀状以外の交流を続けたいかで決める |
| 親戚や目上の人から届いた | 丁寧な返信、または寒中見舞い | 今後の関係に配慮しながら意思を伝える |
| 何度も年賀状が届く | 年賀状じまいの意思を改めて伝える | 曖昧な表現を避け、今後は不要と明確にする |
| 年賀状のやり取りを完全に終えたい | 返信しない選択も可能 | 相手への配慮と自分の負担を考えて決める |
年賀状じまい後の対応で避けたいこと
最も避けたいのは、相手を責めるような表現です。「年賀状じまいをしたのに、なぜ送ってきたのですか」「もう送らないでください」といった言い方では、意図が伝わっても関係がぎくしゃくする可能性があります。
また、今後も年賀状を送ってほしくないのに、毎年必ず返信することも避けたい対応の一つです。相手によっては、返信が続くことで、年賀状の交換を今後も続けられると受け止める可能性があるためです。
年賀状じまいをした後は、感謝を伝えることと、年賀状の交換を続けないことを両立させましょう。相手への配慮を理由に自分の意思を曖昧にする必要はありません。
【寒中見舞いで伝える】時期と今後の年賀状を断る文例
年賀状が届いた時点で松の内が過ぎている場合は、寒中見舞いでお礼や年賀状じまいの意思を伝える方法があります。寒中見舞いは、寒さの厳しい時期に相手の健康を気遣う季節の挨拶状です。年賀状を返す代わりに使うこともできます。
寒中見舞いはいつ出す?
日本郵便の関連案内では、寒中見舞いは一般に松の内が明けてから立春までに送るものとされています。松の内は関東では1月7日まで、関西などでは1月15日までとする地域もあり、地域の慣習に応じた判断が必要です。立春を過ぎてから送る場合は、余寒見舞いとして出す方法があります。
寒中見舞いには、通常はがきや私製はがきを使うのが一般的です。年賀状として使う年賀はがきではなく、冬の挨拶にふさわしい落ち着いたデザインを選ぶとよいでしょう。
例文1:年賀状へのお礼を伝える寒中見舞い
【例文】
寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な年賀状をお送りいただき、ありがとうございました。
お心遣いをうれしく拝見いたしました。
本年も皆さまにとって健やかで実り多い一年となりますよう、お祈り申し上げます。
寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
この文面は、相手への感謝を伝えることを優先したい場合に適しています。今後の年賀状を明確に断る必要がなければ、無理に年賀状じまいの話を繰り返す必要はありません。
例文2:寒中見舞いで年賀状じまいを再度伝える
【例文】
寒中お見舞い申し上げます。
ご丁寧な年始のご挨拶をいただき、誠にありがとうございました。
以前お知らせしましたとおり、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただいております。
せっかくのお心遣いに感謝申し上げますとともに、今後はどうぞお気遣いなさいませんようお願いいたします。
寒さが続きますので、くれぐれもご自愛ください。
この例文は、親戚や目上の相手など、丁寧な形で再度伝えたい場合に向いています。年賀状じまいを繰り返し説明するよりも、短く伝えて相手への感謝を中心に構成するのがポイントです。
例文3:今後の年賀状を断りつつ、関係を続けたい場合
【例文】
寒中お見舞い申し上げます。
年始には温かいご挨拶をいただき、ありがとうございました。
私事で恐縮ですが、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます。
これからは電話やメールなどで近況をお伝えできればと思っております。
今後とも変わらぬお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。
年賀状以外の連絡手段を具体的に示すと、今後も交流を続けたいという意図が伝わりやすくなります。ただし、実際に利用する予定のない連絡手段を無理に約束する必要はありません。
例文4:立春を過ぎてから返事をする場合
立春以降に返事をする場合は、寒中見舞いではなく余寒見舞いとして出す方法があります。
【例文】
余寒お見舞い申し上げます。
年始にはご丁寧なご挨拶をいただき、ありがとうございました。
ご挨拶が遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
以前お伝えしましたとおり、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきますが、これからも変わらぬお付き合いをいただけましたら幸いです。
まだ寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
寒中見舞いや余寒見舞いを出す目的は、相手への感謝や気遣いを伝えることです。年賀状じまいの説明だけで文面を埋めず、季節の挨拶と相手の健康を気遣う言葉も添えると自然にまとまります。

【年賀状じまいしたのに年賀状がきた例文】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:年賀状じまいしたのに年賀状がきたら、絶対に返事を出さないといけませんか?
A1:いいえ、返信は必須ではありません。年賀状じまいをすでに伝えているのであれば、返さないという選択もできます。今後も関係を大切にしたい相手には、メールや電話でお礼を伝える方法もあります。
Q2:年賀状じまい後に年賀状が届いたら、もう一度年賀状じまいを伝えてもよいですか?
A2:問題ありません。ただし、相手を責めるような表現は避け、「以前お知らせしましたとおり、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただきます」と簡潔に伝えるのがおすすめです。
Q3:年賀状じまい後に届いた年賀状は、寒中見舞いで返信してもよいですか?
A3:はい。松の内が明けてから立春までの時期であれば、寒中見舞いを使ってお礼や今後の方針を伝えられます。立春以降は余寒見舞いとして出す方法があります。地域によって松の内の期間が異なる点には注意しましょう。
Q4:年賀状じまいをしたのに年賀状を送ってくる相手には、今後も年賀状を返すべきですか?
A4:毎年返す必要はありません。返信を続けることで年賀状の交換が続くと受け止められる可能性もあるため、今後は送らない意思を一度明確に伝えたうえで、必要に応じて別の連絡手段を使うとよいでしょう。
Q5:上司や親戚に年賀状じまいを再度伝えるのは失礼ですか?
A5:丁寧な言葉遣いで伝えれば、再案内そのものが失礼になるわけではありません。上司には敬語を用い、親戚には年賀状以外の交流も続けたいことを添えるなど、相手との関係に合わせて表現を調整しましょう。
まとめ:今後の関係を守るための判断基準
年賀状じまいをしたのに年賀状が届いた場合、必ず返信しなければならないわけではありません。相手が案内を見落としていた可能性や、長年の習慣から送ってくれた可能性もあるため、最初から悪意があると考える必要はありません。
初めて届いた相手には、短いお礼や丁寧な再案内を検討しましょう。親戚や上司には敬意を保った文面を、友人には自然な言葉で感謝を伝えるのがおすすめです。松の内が明けてから返事をする場合は、寒中見舞いを活用することもできます。
一方で、今後も年賀状のやり取りを続けたくないのであれば、毎年無理に返信する必要はありません。「年賀状は控えるが、今後もお付き合いは続けたい」という意思を伝えることで、相手への配慮と自分の希望を両立できます。
【プロの結論】 年賀状じまい後の対応で大切なのは、返信するかしないかだけで相手への礼儀を判断しないことです。感謝を伝えること、年賀状を今後も続けない意思を明確にすること、年賀状以外の交流をどうするかを分けて考えれば、必要以上に悩まずに済みます。相手との関係を守りながら、自分にとって無理のない付き合い方を選びましょう。 (出典: 年賀状 じまい した のに 年賀状 が きた 例文(Yahoo!ニュース))